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26/12/12

優美なパッラーディオの町、ヴィチェンツァ

クリスマスの翌日は、聖ステファノの日でイタリア中が連休でお休み★
イタリアでは、365日、それぞれの日が、それぞれ決まった聖人の日になっています。
(2月14日が、聖バレンティノの日なのは日本でも知られてますよね!)

というわけで、San Stefanoの日は、mia amica Stefania の記念日でもあるわけで、2日連続で「Auguri!!」の挨拶で始まりました!

この日は、朝、トレヴィーゾのAlessandroが来てくれて、彼の車でStefaniaと3人でヴィチェンツァに。
ヴィチェンツァには、彼らと共に何度も来日しているNicolaとAndreaが住んでいます。

ヴィチェンツァの大きな駐車場で合流し、私たち3人が乗った車にNicolaとAndreaも乗り込みます。

まずは、モンテベリコの丘の上の大きな教会へ。
本当は、お天気がよければヴィチェンツァが全て見渡せるという絶景ポイントだそうですが、残念ながら小雨。。。
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珍しいでしょ。

私、ほとんど雨に降られないんだけど・・・。

実は、「私、究極の晴れ女なの!」とかって言ってる割に、なぜかいつも折り畳み傘を持ち歩いてる・・・という私。
気持ちの問題みたいなんだけど、お守り代わりというか、おまじないというか・・・。
で、傘はバッグに入ってるけど、ほとんど使わないの。

ところが・・・数日前に、傘が壊れ・・・、まあ、壊れてても持ってばよかったのかもだけど、いいのが見つかったら買おうと思ってたから、さっさと捨てちゃって・・・。
意外に、「日頃ほとんど使わないのにバッグに入れておく」・・・のに見合った軽さとサイズの傘って売ってないもの。
それ以前に、昨日も今日もお店がどこも開いてないから仕方ないんですけどね(^_^;)

で、心のどこかに、「あたし、傘、持ってない・・・」っていうのがあるからなのか、若干、弱気になってたみたいで、ヴィチェンツァは小雨。
でも、時折、AlessandroやAndreaの傘にいれてもらえば済むくらいだったので、ラッキーだと思わなくっちゃ!

モンテベリコの教会では、クリスマスの翌日のミサの真っ最中。というか、ちょうどミサが一つ終わって、次がすぐ10分後くらいから始まるらしく、参列者が入れ替わるタイミングだったので中をちょっとゆっくり見ることができました。

ここでは、天から降り注ぐかのようなオルガンにあわせて、イタリア語で「アデステ・フィデレス」を一緒に歌うことができ、またまた感激!

教会を出てから、お天気がよければ見える予定の絶景を展望台で想像してから、駐車場横の公衆お手洗いに立ち寄りました~。

なぜにわざわざおトイレの話!?
ってお思いでしょうけど、イタリアってそもそも公衆お手洗い少ないし、あっても有料だったりだし、有料なのに信じられないほど汚かったり・・・
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なのに、ここのお手洗い、めちゃめちゃキレイで、お掃除の人は入ってるは、個室も広くてビデまで完備だわ、水道は自動だわ! ・・・で、「無料!」
ほんと、思わず写真撮ろうかと思うくらいでした!

そういえば、今回、イタリアの子たちが連れてってくれたお店、みんなお手洗いが比較的、キレイなお店だったな~(笑)。

車で、しばらく走って、ヴィチェンツァに。
車を降りて、ローマ広場近くの美しい公園を抜けて、チェントロへ向かう。
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ドゥオーモをさっと見て出る。
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ちなみに、なぜ、「さっと」か・・・というと、「正午だから閉めまーす」って追い出されたので(^_^;
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なんでお昼だからって閉めちゃうわけ?
そもそも、教会ってさ、「いつも全ての人々のために門を開いてます~」っていう趣旨じゃなかったっけ?
・・・といったら、Stefaniaに、
「日本だって、お寺は17時になると閉めちゃうじゃん。それと一緒」って言われてしまった。

確かに。。。でも、日本のお寺は昼休みとってないと思う。。。けど。。。(^_^;

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バジリカの横のアーケードにあったバールで、アペロールもどきに見えるノンアルコール飲料のジンジェリーノとパニーノで、ちょっと小腹を満たしてから、大人気展らしき「Raffaello verso Picasso(ラファエロからピカソまで)」という展覧会を、Nicolaが数か月前から予約しておいてくれたので、みんなで絵画鑑賞を。
イタリアで、美術館には行ったことあるけれど、「○○展」みたいなのは初めて!

でも、こんなにあちこちに歴史と美術がいっぱいのイタリア人たちも、展覧会に行ったりするんですね!
それも音声ガイド付きで、すっごく熱心に見入ってました!
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私は、母が絵を描いてたので、小さい頃からいっぱい来日展覧会に連れてってもらってたので、絵を見るのは好き!
それと、小中高がカトリックの学校だったのが幸いして、宗教を題材にした絵は、見ると場面がそれなりにわかるんです。
ヨハネの首をもったサロメのママとか、カナの婚礼とか、マグダラのマリアとか・・・。

西洋音楽もだけれど、本当に、ヨーロッパの芸術鑑賞の際には、アノ、教室が並ぶ廊下の突きあたりの扉の向こうに修道院が併設されていた女子校に通わせていただいたありがたさを認識する次第でございます(笑)。

で、StefaniaやAlessandroたちと、絵を見ながらの会話・・・なんていう有意義な時間も体験できちゃいました!
なかなか、観光旅行に行って、他の土地から集めた絵を見る催し物なんかに行かないでしょー(笑)。

ラファエロをはじめとして、モネ、マネ、ルノワール、ドラクロワ、レンブラント、ゴヤ、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ・・・書ききれないくらいの有名画家たちの絵が各国の美術館から、一堂に集められて壮観でした。

展覧会をしていた建物は、シニョーリア広場に面したバジリカ・パッラディアーナ。
ドリス式&イオニア式の円柱が並ぶ回廊で囲まれたこのバジリカは、ルネッサンスの天才的な建築家パッラーディオが設計した彼の代表作として知られるルネサンス様式の建物で、名画の数々と共にこちらも楽しむことができました。
(でも、予約してないと長時間並ばないと入れないような入場制限ありの人気展覧会会場だというのに、女子トイレの2つの個室のうち1つが壊れたまま直そうとしてない・・・ってのは信じられなかったけど・・・(-_-;)

ちなみに。。。知ったかぶりして書きましたが(笑)、ヴィチェンツァに着いた時から、
「パッラーディオが・・・パッラーディオが・・・」って、うちのガイドさんたちが言うもので、
「それ、だれ?」って訊いてしまい。。。

「えー!! パッラーディオ、知らないの? とっても有名な建築家だよ!」

と言われ、

「アメリカのホワイトハウスとか、日本の国会議事堂とか、みんな彼の影響を受けてるんだよ!」と説明され、

ほー、そりゃすごい!
で、最近の人かと思いきや、広場に立っている像を指さし、「ほら、あれがパッラーディオだよ!」
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・・・どう見ても、ルネッサンス期の服装じゃん。。。

で、どんだけすごい建築家なんだか!!ということを認識しての、ヴィチェンツァ観光。


あたしって、本当にいい友達に恵まれてる。。。感謝☆

で・・・展覧会を見終わって外に出ると、雨はすっかりやんで、散策日和~♪

とりあえず、そろそろお腹もすいたので~と、数少ない開いてるお店をリサーチしてくれて、落ち着いたちょっと広めのカフェバールでランチ。
ここからしばらくは、Alessandroの友達ファミリー@ポルトガル在住と一緒です。

奥さまがポルトガル人で、お子様のDianaちゃんはイタリアとポルトガルとのハーフ。
(私・・・どうやら、子どもと犬と猫の名前は、なぜか記憶してるっぽい(笑))

ちょっとおしゃまさんで、かわいかったな~

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ランチは、ヴェネト名物ではないけれど(笑)、ピアディーナ・・・それと、中身がたっぷりのロール型トラメッツィーノ。
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ポルトガル人の奥さまと互いにたどたどしいイタリア語で交流を深める。
ちなみに・・・たぶん、発音は私の方がいい(笑)。
全体的な語学力や語彙力は、比べ物にならないほど彼女のほうが上だけど・・・。

旅行中、けっこう困ったのが、「イタリア人やフランス人の英語」とか、「フランス人のイタリア語」とか。
正しい発音でもわからないんだから、発音違っちゃってたらほぼ絶対にわからないってば(^^ゞ

特に、空港やお店だと、どう見ても外国人の私には、英語で話してくる。
イタリア語がわかるってほどわかるわけじゃないけど、ヘンな発音の英語よりは、ホンモノのイタリア語のほうが、とりあえずは聞きとれる可能性が高いので、「イタリア語で」ってお願いする。。。んだけど、英語がわからないだけで、イタリア語がちゃんとわかるわけじゃないから、ゆっくりカンタンな単語で話してほしー(^_^;)
「イタリア語でお願いします」・・・って言っちゃった手前、わからないとも言えず、わかったふりしちゃってましたけど。。。


食後は、世界最古の常設屋内劇場だというテアトロ・オリンピコを見学。
この劇場・・・全てが「木」でできてるなんて、本当に信じ難かった。
椅子とか舞台だけじゃなくて、大理石のように見えるオリンポスの神々の彫像が木像だというのが信じられない・・・。
で、これまた、パッラーディオ様による建築。古代円形劇場を模倣して作った遠近法とだまし絵づくしの素晴らしい舞台。
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本当に私のガイドさんたち、みんな完璧でアタマが下がります・・・
ナポレオンがヴィチェンツァに侵入してきた時(うろ覚えだけどたしかそんなこと言ってた)に、調度品とかいろいろ持ちかえったりしていたけれど、この劇場の彫像が木製だと信じられなくて像の脚を刀で切った・・・という像が、舞台下手のすぐにある像で、脚の色が途中から違うでしょー、なんて説明もしてくれました。
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そのあと、町中の教会で無料コンサートをやってるのを、これまた調べておいてくれてて、満席状態のところに途中から入って、立ち見で4曲ほど聴く。
イタリアはいいねー、こんな素敵な教会で無料コンサートをあちこちでやってるんだもの!
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そして、コンサートの時間を気にして、先ほど一旦、通り越したサンタ・コローナ教会へ。
この教会の祭壇の美しいこと!
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修復が終わったばかりの公開だったそうで、その大理石と木工の細工の素晴らしさを至近距離で堪能することができました!
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そして、ちょうど開催してるというオモチャのミニ博物館みたいなのを見に行ったら、なんとここでまたしても「per caso(偶然に)」Nicolaの親戚夫妻とバッタリ!
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おまけに、このNicolaとAndoreaの親戚のAlessandro(トレヴィーゾのAlessandroじゃないよ)の奥さまのMariannaは、日本が大好きで、日本語も勉強していて、さらにこの夏には新婚旅行で日本に来ていたのだそう!
自分の夫の親戚が、自分の街を案内してた相手が日本人(私)だったので、それはもうすごく喜んでくれて!!

で、「この後、どうする?」ってNicolaに訊かれ、まだちょっと夕食には早いし・・・歩き疲れたし・・・

「じゃあ、Mariannaのお家に行こう!」って、冗談半分に言ったら、ほんとに彼女がお茶に招待してくれちゃいました!


新婚ホヤホヤのMariannaのアパルトメント、広いロフトがあって、これまたとってもステキ!
建物そのものは、石造りのむかーしからある建物でエレベーターはもちろんない4階。

これ・・・旅行行くとき、トランク持って降りるの大変だねー。

っていうか、この新しい家具・・・買ったときは、どうやって運び込んでるの?
って思わず訊いちゃった。


もちろん、階段を持ち上げて運ぶらしい。。。


親日家の彼女の部屋は、あちこちに日本を彷彿とさせるデザインが組み込まれていてとてもおしゃれ。
ご主人が建築家って言ってたかな。


そして、ネコが2匹。そのネコの名前を日本語でつけてた。一匹は忘れちゃったけど、もう一匹がNarita。成田空港からとって命名したんですって!

突然だったのに、美味しいハーブティにたくさんのクッキーでもてなしていただき、帰りがけには、結婚式の引き出物に用意したと思われる、彼女がデザインした日本の茶道の茶碗を彷彿とさせる美しい色の器をプレゼントしてくれました。
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新鮮な角度から久しぶりに日本を思い出し、親日家が多いことを嬉しく思いつつ、ステキな時間を過ごしてから、ついさっき知り合ったばかりのMariannaと超別れがたく、住所を交換して再びヴィチェンツァの町に。

Nicolaったら、自分の親戚が、こんなに親日家の奥さんをもらってたことを知らなかったっていうんだもん。。。
なんで?ってきいたら、「今日、会ったの2回目なんだもん。。。結婚式以来~」だって(笑)。


ってことは、さらにすごい「偶然」の運命的な出会いだったってこと!


駐車場に戻り車に乗って、再び郊外の Trattoria Pizzeria al TORMENO に夕食へ。
ここには、春に、Stefaniaたちと来日していたMicheleも来てくれるとのこと。

そういえば、Michele・・・初の日本で、醤油とか味噌とか、日本の調味料が全部ダメで、マクドナルド生活してたんだよねー(笑)。
で、次回、日本に行くときは、もう、イタリアと違う味だってわかったから、大丈夫って言ってたけど・・・どーだか。

Andrea行きつけのこのお店では、海の幸を中心にオーダー。
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タコとホタテのアンティパスト、プリモは、カペサンテ(ホタテ)とボッタルガ(カラスミ)のリゾット、セコンドが、バカラ(タラ)に、ガンベローニ(車エビ)、スカンピ(手長エビ)・・・に、付け合せでポレンタとパターテフリットが山のようについてきた・・・。
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それも、「みんなでシェアするので、それぞれ少なめに・・・」ってお願いしたのにぃ。。。(^_^;)


でも、どれも本当に美味しかった!!

お腹がいっぱいで、もうさすがにドルチェは無理だったので、カフェをくいっといただいて。。。
そしたら、カッサの横にあるバールで、サービスでディジェスティーヴォをすすめられ。。。
ディジェスティーヴォって、アルコール度数高いじゃん!?

しかし、つい興味本位で、リクイリツィアを。
それが、あまりに強烈だったので・・・口直しに、チョコレートのリキュールを・・・。
そこまで味見したなら、ついでにリモンチェッロも!・・・で。


最初に落ち合った駐車場で、NicolaとAndreaに別れを告げたあとは、ほとんど、夢の中~というか、意識のないふわふわ状態で、気が付いたらAlessandroの車は、Stefaniaの家の門の前に着いてました。

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